【旅行準備】スーツケースの寿命と長持ちする方法

スーツケースの平均使用年数

 

スーツケースの寿命は種類や使用方法によって大きな違いがあります。一般的なスーツケースの平均使用年数は5年程度です。ただ、スーツケースの素材や使用頻度、使い方によって10年以上使えるときもあれば、1年以下で使えなくなってしまうこともあるので注意しましょう。

 

また、スーツケースはキャスターがあるので、キャスターの劣化が問題になって寿命になることもよくあります。キャスターはスーツケースを走らせれば走らせるほど摩耗していきます。重いものをスーツケースに入れたら摩耗も早くなるのは確かです。この観点を加味して使用回数で寿命を考えると、平均的には30数回でスーツケースの修理や交換が必要になると言われています。

 

スーツケースの外側のケア

 


スーツケースの寿命を延ばすにはケアをするのが大切です。スーツケースの外側は外気に触れていて劣化を起こしやすいので、使うたびに丁寧にメンテナンスをするのがおすすめです。スーツケースを飛行機の旅行や出張で預けるとタグやシールを貼られます。終わったらすぐにシールをきれいに剥がして、汚れの原因にならないようにしましょう。

 

また、使用時に雨や風で汚れることはよくあります。雨に濡れたときには速やかに拭き取って、スーツケースの素材が劣化しないようにするケアが必要です。ほこりなどの汚れは放置していると落ちにくくなり、汚れに含まれている成分が劣化を進めるリスクがあります。汚れたときには目の細かいクロスで拭いたり、薄めた中性洗剤を使って磨いたりしてきれいにしましょう。

 

スーツケースのキャスターは土や泥を落としてきれいな状態を保つのが大切です。使い終わった後はクロスで水拭きし、目立つゴミがあるときにはきれいに取り除きましょう。スーツケースを使用した場所や環境によってはカビの原因になるものが付着しているリスクがあります。見た目で汚れていなくても揮発性の除菌スプレーを使用して、カビが生えないようにケアをしましょう。

 

スーツケースの内側のケア

 
スーツケースの内側も丁寧にケアすると寿命を延ばせます。スーツケースの内側よりも外側の方が劣化しやすいのは確かですが、内側に湿気が溜まったり、カビが生えたりすることはしばしばあります。スーツケースはカビが生えてきたから買い替えるということも多いので、使用後は内側のケアを徹底しておこないましょう。

 

スーツケースの内側は乾燥させることと除菌することが最も重要です。スーツケースを使ったら除菌スプレーで隈なく除菌しましょう。そして、数日間はスーツケースを開けたままにして風通しの良いところで陰干しをして乾かすのが良い方法です。環境による違いはありますが、1日~3日くらいは乾かしてからスーツケースを閉じて暗所に保管しましょう。


また、スーツケースを使い終わったら中身をすべて出すのも大切です。重いものを入れっぱなしにするとキャスターや素材に負担があって寿命が縮みます。空にしてから乾燥させて、そのまま保管するのが大切です。

 

長持ちするおすすめアイテム

 


スーツケースを長持ちさせるメンテナンスにはまずクロスが必要です。マイクロファイバーのクロスなら汚れを取りやすく、表面を傷つけることがほとんどありません。また、キャスターのホイールの中などの細かいところをきれいにするには綿棒があると便利です。


スーツケースを長持ちさせるためには予防の処理をしておくのがおすすめです。寿命を延ばせるアイテムとして、防水スプレーを使うのは効果的な対策です。スーツケースの素材に合わせて防水スプレーを選び、コーティングをしておきましょう。雨に濡れて素材が劣化するのを防ぐ効果もありますが、スーツケースに飲み物をこぼしてしまったときにもケアをしやすくなります。撥水性のあるコーティングをすると汎用性が高く、素材が長持ちするようになるでしょう。


キャスターを長持ちさせるには潤滑油を使用するのが良い方法です。スーツケースのキャスターに使用する潤滑油として適しているのは一般的なグリスです。キャスターの動きが悪くなってきたときには潤滑油を使うだけで改善することがよくあります。キャスターの回りが悪い状況で使い続けると壊れるリスクが高いので、気づいた時点でグリスをさしてケアしましょう。


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moln(モルン)は、一人ひとりの旅を作るためのブランドです。細部までこだわったスーツケースをはじめ、地球の旅をゆたかにするお手伝いをします。

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