【手荷物】機内で荷物の収納場所を確保する為の準備

機内に入ったら手荷物を置く場所がない・・・

 

スーツケースの中でも機内持ち込みサイズのコンパクトなものがあります。しかし、ルール的に機内持ち込みが可能であっても収納場所に入りきらないケースも珍しくありません。

 

その理由として混雑していた、機体がコンパクトだったという点が挙げられます。 繁忙期の国内線などは、満席が当たり前のような状態になります。その場合は手荷物の収納場所がいっぱいなだけでなく、自分の席以外のスペースにもスーツケースを入れる余裕がなくなっている場合も少なくありません。このような状態では、そもそも機内持ち込みサイズのスーツケースであっても収納場所に入れることはできないでしょう。

 

次に機体のサイズがコンパクトな場合も手荷物を置く場所がないケースも見られます。例えば、プロペラ機で離島へ行くような便の場合は、収納場所自体もコンパクトになっていることが少なくないため、荷物が入らないことも珍しくありません。

 

ここまで極端でなくともLCCなどで採用しているジェット機もコンパクトなものが多いので、似たような事態に陥ることがあります。このような場面に遭ってしまうと、飛行機の出発が遅れるなどのトラブルになります。そうならないための対策を説明していきましょう。

 

対策方法は?

 

飛行機に乗ったら手荷物を預ける場所が無い、というトラブルを避けるために行いたい対策として、持ち込み最小限の荷物だけにすることがポイントです。

最小限の荷物だけにするには、座席下と上の棚に上げるものを整理しておく、ハードタイプのスーツケースは必ず預ける、現地調達を意識するといったポイントが挙げられます。

 

座席下と上の棚に上げる物をあらかじめ分けておくと手荷物を入れやすくなります。まず座席下に入れる荷物としては、すぐ使うものを入れておきます。

 

機内サービスの支払いに必要な財布などの貴重品、常備薬やチケット類、タブレットやスマートフォン、アイマスクやティッシュ、ハンカチ、耳栓、空気枕などです。一方上に上げておくものとして、カメラなどの精密機器、お土産、化粧品(100ml以下の容器に入れる)、衣類などです。また、ハードタイプのスーツケースは圧縮して押し込めないので、どんなコンパクトな物でもあずけるのがおすすめです。

 

また、そもそも荷物自体を減らすことも重要なので、下着類は思い切って現地調達するといった勢いで利用するのも良いでしょう。いずれにしても荷物を最小限にすることが荷物でトラブルにならないための重要な対策です。

 

どうしても入り切らない場合は

 

ここまで紹介した方法で入りきらない場合の対処法として、別の袋に分ける、消費する、CAに相談するといった方法があります。スーツケースの中に予備の袋があれば、それを使ったり、エチケット袋を使ったりして余計な荷物をそこに分けて分散させるといった方法を利用します。

 

それによって他のスペースの隙間へ詰めることで、何とか収納させることが可能です。ハードなスーツケースの場合は効果が期待できませんが、ソフトなスーツケースの場合は、スペースができる分ある程度潰してコンパクトにし、なんとかスペースに収められます。

 

思い切って消費してしまう方法もあります。お茶のペットボトルやお菓子であればバックから取り出して、食べてしまうのです。そうすることでスペースを広げることもできるでしょう。

 

このような方法を使ってもダメな場合は、機内のCAさんに相談します。国内便であればコミュニケーションがとれるので簡単にできますが、国際便の場合はジェスチャーで何とか対応するようにします。

そうすることで、何らかの対応をしてくれる可能性はありますが、荷物を移すために航空機が遅延してしまったり、何らかのトラブルになってしまったりするリスクはゼロではありません。

 

快適な空の旅のために

 

航空機へ搭乗する前に機内持ち込みサイズのスーツケースが持ち込めたとしても、機内で収納できない場合があります。コンパクトな航空機であったり、繁忙期のように搭乗客の多いタイミングであれば、特にトラブルになりやすいと言えます。

 

こういった目に遭わないためには、とにかく持ち込み荷物をコンパクトにすることが重要です。今回は、荷物を分ける方法など、準備として行っておきたいことを解説し、具体的にシートに置いておきたいものや上の棚に置いておきたい物を紹介しました。

 

しかし、これらの対策をしても万が一入りきらない方法として、圧縮することや消費すること、最終手段として機内のスタッフであるCAに相談するといった方法もあります。

ただ、最後の手段のため、飛行機の遅延といったトラブルに発展することも決して珍しい事ではありません。そういったトラブルを回避するために、とにかく機内に持ち込むのは貴重品や常備薬などどうしても欠かせないものだけにしておきます。

 

また、極力現地調達にすることやハードタイプのスーツケースはどんな場合でも預けるといったルールを作って、とにかく荷物を持ち込まないように努めることも重要なポイントといえるでしょう。

 

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