2023.03.15

【パッキング】仕分けケースの賢い使い方

仕分けケースの種類

スーツケースのパッキングでは仕分けケースを使うと便利です。旅行シーンで使いやすい仕分けケースにはいろいろな種類があります。ハードタイプとソフトタイプでまずは分けて考えましょう。

ハードタイプは金属やプラスチックでできていて、ケースに入れたものを守ってくれるのが特徴です。壊れやすいものを入れておくと、他の荷物によって押し潰されたり、傷ついたりしてしまうことがありません。

一方、ソフトタイプはポリエステルや布などでできている柔らかい仕分けケースで、袋と言い換えることもできます。仕分けの目的でよく用いられているケースで、スーツケースの中を整理整頓したいときに向いています。

仕分けケースは収納の数によって種類分けすることも可能です。シングルタイプは収納が1つだけで、ケースごとに仕分けをする形になります。ダブルタイプは1つのケースの中に2つの収納場所があるのが特徴です。

高機能な仕分けケースの場合にはポケットがたくさん用意されていて、1つのケースでたくさんのものを仕分けることができます。この他にもポーチタイプやバッグタイプのように持ち運びに便利な仕分けケースもあるので、選ぶときには違いを比較するようにしましょう。

サイズで選ぶ

仕分けケースは使いやすい種類を選ぶだけでなく、サイズを考慮して決めるのが大切です。スーツケースの大きさや仕分けケースに入れたいものによって適切なサイズは異なります。

仕分けケースは基本的にスーツケースの中を整理整頓しつつ、無駄をなくせるように選ぶのがポイントです。適切なサイズの仕分けケースを選ぶためにはスーツケースの寸法を測る必要があります。

スーツケースの中に仕分けケースを並べていったときにぴったりになり、デッドスペースができないのが理想的です。例えば、スーツケースを開いたときに仕分けケースを4つ並べて2段に重ねるとぴったり収まると無駄がありません。

もっと細分化することも可能で、小さい仕分けケースを8つ、中くらいのケースを4つ組み合わせるとぴったりになるという形でも構いません。多少のデッドスペースができても、仕分け不要なものを押し込むことはできます。

しかし、スーツケースの中をきれいに整理整頓するなら、ちょうど良いサイズの仕分けケースを組み合わせて用意するのが大切です。仕分けケースのサイズを決めるときには、スーツケースの内寸を考慮してしっかりと敷き詰められるものを選んで揃えましょう。

仕分けケースに入れておくといいもの

スーツケースに入れる荷物は必ずしも仕分けケースに入れなければならないわけではありません。仕分けケースに入れておくといいものと、特に入れなくても問題ないものを分けて整理するのも賢い方法です。

仕分けケースに入れておくといいものは、大まかに分けると3種類に分類できます。

1つ目は壊れやすいものです。旅行先で買った工芸品やガラス製品などのように、他の荷物に押されて壊れるリスクがある場合にはハードタイプの仕分けケースに入れておくのが安心でしょう。

2つ目はまとまっていた方がわかりやすいものです。パスポートなどの書類や常備薬などが代表例です。家族の荷物をスーツケースにまとめて入れるときには、個人ごとに仕分けケースに入れておくとわかりやすくなります。

3つ目は旅行中にすぐに取り出せた方が便利なものです。例えば、ビーチに到着したときに使う水着やタオルをひとまとめにしておくと便利でしょう。ホテルで部屋に置いていく荷物はスーツケースに直接入れて、仕分けケースに行動中に持って行くものをまとめるのも賢い方法です。

壊れにくくてホテルでしか使わないようなものはあえて仕分けケースに入れなくても問題ありません。

まとめ

スーツケースを使って旅をするときには仕分けケースを使うと便利で快適です。スーツケースは収納力があるのはメリットですが、中身を細かく仕分けできる設計にはなっていません。

仕分けケースに入れておくだけで、簡単に必要なものを取り出せるようになります。ハードタイプの仕分けケースは荷物が壊れないようにするのにうってつけです。

ソフトタイプは仕分けの目的に適していて、ポーチなどとして利用できる種類もあります。ホテルに置いていくものと、観光に持って行くものを考えて仕分けをすると、旅行先で荷物整理をする必要がなくなります。

仕分けケースはサイズにも収納の数にもバリエーションがあるので、それぞれのケースをどのような目的で使うのかを考えて選びましょう。スーツケースに収まり、デッドスペースができないように仕分けケースを選ぶのも重要なポイントです。仕分けケースを選ぶときにはスーツケースのサイズを測り、きちんと収まるようにケースを組み合わせましょう。

仕分けケースの組み合わせ方は自由で、デッドスペースに仕分けをする必要がない荷物を入れることもできます。スーツケースに入れたい荷物や、旅行先で必要なものに合わせて選ぶと快適な旅行ができます。