【国内線】飛行機内に持ち込める手荷物・お土産

国内線の機内持ち込み条件


国内線の機内持ち込みは航空会社ごとに条件を設けています。機内に持ち込みできないもののルールや個数の条件はほぼ同じですが、荷物の重量・サイズは航空会社によって異なります。

 

持ち込める個数は、「身の回り品と手荷物がそれぞれ1つずつ、合計2つまで」というのが基本です。
ハンドバッグ、カメラ、傘など、座席下に収納できる程度のサイズのものは身の回り品、キャリーケースや空港で購入したお土産、ショッピングバッグは手荷物と解釈される傾向があります。ただ、それぞれ明確な境界線を設けていないため、「機内持ち込みをするバッグや携行品は2つまで」という判断が一般的になっています。

 

機内持ち込み手荷物の重量については、2つの荷物の合計が、JALやANAなどでは10キログラム以下、ジェットスターやピーチ航空などでは7キログラム以下です。重量については追加料金を支払うことで増やせる場合があります。

 

機内に持ち込みできないもの


国内線の機内に持ち込みできないものは、基本的に凶器になる可能性があるものと、危険性が高いものです。

 

ハサミ、カッター、アイスピック、ダーツの矢、工具(ドライバー、ドリル、スパナ、レンチなど)、バット、ゴルフクラブ、木刀、釣り竿なども、凶器になるリスクがあるため機内への持ち込みが禁止されています

 

また、スプレー缶類(化粧品類、衣料品類を除く)、毒物を含む殺虫剤、火薬を使用した花火やクラッカー、塗料などの引火性の液体は、機内持ち込みも預け入れどちらも禁止されています。

 

注意しなければいけない手荷物


機内持ち込みをするときには、持ち込めるかどうかの判断が難しいものや、持ち込んだときに管理の仕方で注意しなければならないものがあるので確認しておきましょう。

 

国際線では液体物の持ち込みに厳しい制限がありますが、国内線の場合には危険性のある液体でなければ持ち込めます。ペットボトル飲料や化粧品なども持ち込むことが可能です。また、アルコール類については度数が70%以下であれば持ち込めますが、24%を超えるアルコール類は1人あたり5リットルまでに制限されています。度数の高い焼酎や泡盛を一升瓶で3本持ち込むと制限にかかってしまうので注意が必要です。

 

水漏れを起こすリスクがある海産物や漬物などについては、機内に持ち込んだら収納棚ではなく足元に置くのがルールです。水漏れを起こして他の荷物を汚してしまうとトラブルになるので、収納棚に入れる荷物の中には液体物を入れないようにしましょう。

 

ただし、上記はあくまでも一般的な例であり、航空会社や空港によって持ち込み可能な物品について細かい規定が設けられている場合があります。また、セキュリティチェックで発見された場合や航空会社の判断によっては、没収や返却などの対応が取られることがありますので、事前に確認しておくことが重要です。

 

番外編・ペットと飛行機に乗る場合の注意点


一般的には、ペットが飛行機に乗れる場合もあります。ただし、航空会社や国によって、ペットの種類やサイズ、搭乗可能な時間帯、搭乗可能なフライトの本数などに制限がある場合があります。また、ペットを機内に持ち込む際には、特定の手続きや書類が必要になることがあります。

次に上げる問題や規定によっては、ペットが飛行機に乗れない場合があります。

 

健康問題:ペットは飛行機内の高度な気圧や温度の変化に対応できない場合があります。また、ストレスや不安などの心理的な問題も発生する可能性があります。

 

安全問題:ペットがフライト中に暴れたり、脱走したり、他の乗客やスタッフに攻撃したりする可能性があります。また、小型のペットがトイレの用を足すこともあるため、衛生面で問題が生じることがあります。

 

航空会社の規定:航空会社によっては、ペットの種類やサイズ、搭乗可能な時間帯、搭乗可能なフライトの本数などに制限がある場合があります。また、ペットを機内に持ち込む際には、特定の手続きや書類が必要になることがあります。

 

国際的な動物保護法:国際的な動物保護法には、ペットが航空機で適切に取り扱われるようにするための規定が含まれています。これらの規定は、ペットの健康と福祉を保護するために設けられています。

 

航空会社や国によっては、特定の条件下でペットを搭乗させることができる場合があります。ペットと一緒に旅行する場合には、事前に航空会社の規定を確認し、必要な手続きを行うことが必要です。

 

安全な空の旅のために


国内線の機内持ち込み手荷物は個数が2個以内というのはどの航空会社でも同じですが、重量とサイズについては個々に異なるので注意しましょう。

 

また、凶器になるリスクがあるものは持ち込みが禁止されています。もし持ってきてしまったら、原則その場で破棄しなければならないので注意が必要です。判断が難しいものは、必ず事前に航空会社に確認を取りましょう。

 

国内線では国際線と違って液体物を持ち込めますが、頭上の収納棚には置かないのが原則になっています。このような細かなルールもあるので、荷物をまとめるときには気を付けましょう。

 

旅行前には各航空会社のルールを必ずチェックし、機内に持ち込めるもの・持ち込めないもの、サイズなどを確認しましょう。

 

また、国内線の機内持ち込めるもの・持ち込めないものの判断は国土交通省が公開しているルールに従えば問題ありません。機内持ち込みをして大丈夫かどうか迷ったときには、国土交通省のガイドラインを確認して判断しましょう。

 

 

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