【旅行準備】スーツケースの便利な詰め方・パッキング術

物の重さで詰める場所を変える


スーツケースは、荷物の重さによって詰める場所を変えると持ち運びやすくなります。まずはスーツケースを4つに区分けしましょう。ハンドルがついている方が「底側」、ついていない方が「ふた側」となります。また、キャスターがついている方が「下」、反対が「上」となります。これで「ふた側の上」「ふた側の下」「底側の上」「底側の下」の4つに分かれました。


「ふた側の上」には、最も軽い荷物をいれましょう。この部分の荷物は不安定で底側に移動してしまいがちです。シャツや下着など軽い衣類がよいでしょう。「底側の上」には二番目に軽い荷物をいれます。ハンドルに近い分安定はしていますがやはり引力に負けて底側にずれてしまうことがあります。セーターなどやや重めの衣類やマフラーなどの小物が適しています。


「ふた側の下」には二番目に重い荷物を、一番安定している「底側の下」には一番重い荷物を、「底側の下」には他の荷物の重さが最もかかる為、型崩れしやすいものは避けましょう。

 

液体のおすすめ収納方法

 


スーツケースに液体を入れて持ち運ぶ場合、心配なのは液体が漏れてしまうことです。運んでいる最中に液体が漏れてしまうのを防ぐためには、収納方法に気を付ける必要があります。

まず最も大切なことは、液体物をそのままスーツケースにいれずにビニール袋やジップロックなどに入れてからパッキングすることです。ビニール袋やジップロックなどに入れることで、万一漏れたとしても他の荷物を汚さずに済みます。念のために袋を二重にするのもよいでしょう。

また、割れやすい瓶などは緩衝材やタオルなどでくるむことで、輸送の際の衝撃から守りましょう。


ポンプ式のものはポンプが動かないようにガムテープやヘアゴムなどで固定する必要があります。購入した際についてきたストッパーがあれば安心です。
チューブなど衝撃で蓋があいてしまいやすい容器の場合も、テープで蓋が開かないようにしておく必要があります。


またこのように梱包した液体であっても、空きのあるスーツケースにそのままいれてはいけません。パッキングの際には、周りを衣服やタオルなどで囲んで出来るだけ隙間がないように詰めましょう。こうすることで衝撃による容器の破損・液体漏れを防ぐことができます。

 

洋服のおすすめ収納方法

 


かさばりがちな洋服を上手にスーツケースに詰めるにはどのような方法があるでしょうか。しわになりづらい、なっても構わない洋服であれば「丸める」のがおすすめです。丸めてロール状にした洋服はコンパクトで取り出しやすいだけでなく、割れやすいものの緩衝材代わりとして使うこともできます。


ジャケットなどしわになりやすい衣服の場合は、「重ねる」方法がしわになりづらく適しています。スーツケースの底側に衣服を次々と重ねていき、中心に向かって折り込んでいく方法です。中心には、小物を核として置くとよいでしょう。スーツケースの大きさぴったりにパッキングできるため、余計なしわを作らずに持ち運びが可能です。


持っていきたい洋服が多すぎてスーツケースに入らない場合は、圧縮袋を使うことでかさばる服もコンパクトに収納することができます。ただし圧縮した洋服はしわがつきやすいため、ワイシャツなどには不向きです。


また、下着などを入れる袋には洗濯ネットを使用すると旅行から帰った後にそのまま洗濯機にいれることができて便利です。雨などで外からスーツケースの中に水が入り込む場合もあります。大切な洋服はビニール袋に入れるのをおすすめします。

 

割れ物の安全な詰め方

 


 旅行先でのお土産を持ち帰る際、うっかり割ってしまった経験を持つ方も多いと思います。スーツケースにお酒の瓶や食器類など割れ物をいれて持ち運ぶ際には、どのような点に注意すべきでしょうか。


まずは丁寧に割れ物を梱包することが大切です。プチプチなどの緩衝材を用意し、ずれないようにできれば3周以上巻いてテープで止めます。さらに緩衝材の上からタオルでくるみ輪ゴムなどで止めた後、液体の瓶などの場合は万一割れた際の漏れ防止にビニール袋にいれましょう。
箱がある場合には、入れてから隙間を新聞紙などで埋めた後スーツケースに詰めると更に割れづらくなります。


割れ物のパッキングにあたってはスーツケースの中身が動かないようにしっかりと固定することが最も大切です。割れ物同士は隣り合わないようにタオルや衣服などを挟み、出来るだけぎゅうぎゅうに詰め込みましょう。



割れ物を入れるスーツケースの場所は、「底側下部の中央部分」がおすすめです。安定性の高い底側ですが、上にいれてしまうとずれやすく、下にいれるとキャスターの衝撃で壊れやすくなってしまいます。割れ物もスーツケースで安全に持ち運べるように工夫して収納しましょう。

 


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