2023.01.16

【場所別】スーツケースのおすすめ保管方法

クローゼットや押し入れ

広いスペースが確保されているクローゼットや押し入れは、直射日光も当たらないためスーツケースの保管場所におすすめです。スーツケースをよく使う人は、キャスターを下側にして縦に収納することで、スムーズに取り出して旅行の準備をすることができるでしょう。

また、頻繁に旅行に行く訳では無い人はスーツケースの中に季節外の衣服や小物などを入れて置くことでクローゼットの中をすっきりと整理することもできます。季節の変わり目にも、スーツケースの中身とクローゼットを入れ替えるだけで衣替えが完了するのも嬉しいですね。

注意すべき点は、スーツケースは重量があるため押し入れに収納する際は下段に置かないと地震などの際に危険です。やむを得ず上段に置く場合は、中を空にする・キャスターを横にして奥の方へ収納するなど安全性に配慮する必要があります。

また、長期間収納する際にはキャスターの跡がつかないように敷物やカバーをするほうがよいでしょう。長期間の収納にあたっては定期的に扉を開け放して換気し、湿度対策をする必要があります。スーツケースの中に乾燥剤を入れておいたり、クローゼットや押し入れに除湿剤を入れておくことをおすすめします。

シューズクローク

外で使用したスーツケースのキャスター汚れは落ちづらいため、消毒をしたとしても家の中に持ち込みたくないと考える人も多いでしょう。そんな人は、シューズクロークに収納するのがおすすめです。

毎度キャスターを消毒したりカバーをつけたりする必要もないので、スーツケースを使用する機会が多い人には特におすすめです。シューズクロークにスペースがなくスーツケースが入らない場合は、棚板を取り外したり調整をすることで、ぴったり収まるようになる場合もあります。

反面、スーツケースの使用機会が少ない人にとっては靴を出しづらいなどのデメリットを感じることもあるでしょう。普段あまりスーツケースを使わない場合は、中に防災用品などを収納しておくことで避難リュックの代わりとして使うこともでき、スペースを有効活用することができます。

シューズクロークにスーツケースをしまう場合は、旅行から帰ってきて玄関で荷ほどきを行ってそのまま収納すると効率がよく、後回しにしがちな旅行の後片付けも速やかに行うことができてよいでしょう。シューズクロークも湿度が高くなりがちでカビが生えやすいため、梅雨時には除湿剤を使用したり換気を適宜に行いましょう。

ベッドやソファの下

一人暮らしなど大きな収納スペースがない場合は、ベッドやソファの下にスーツケースを仕舞うのがおすすめです。普段利用しないデッドスペースのため、邪魔になることが少ないのが利点です。スーツケースを使う機会が少ない場合には、季節外の衣服や寝具などを収納すると無駄がないでしょう。

ただしベッドやソファの下はほこりがたまりやすい場所であるため、定期的にスーツケースをとりだして掃除をする必要があります。また、湿気もこもりやすいためスーツケースの中に乾燥剤や除湿剤は必ず入れておく必要があります。

汚れたままのスーツケースをベッドやソファの下に収納することに抵抗がある場合は、袋やカバーなどをかけて仕舞うと良いでしょう。その際は、カビの原因にならないよう通気性のよいものを選ぶ必要があります。スーツケース専用のものを選べば、通気性もよく収納もしやすく安心です。

普段スーツケースを使わない場合はつい奥の方に収納してしまいがちですが、こまめな掃除の必要があることを考えると取り出しやすい手前部分に収納するのがよいでしょう。

トランクルーム・レンタルボックス

家にスーツケースの置き場所がない、大型のスーツケースで収納すると邪魔、複数のスーツケースがある場合はトランクルームやレンタルボックスを利用するという方法があります。スーツケースだけでなく家にある他の物も一緒に収納することができるため、物が多くて困っているという人には便利です。また、空調がきいているトランクルームの場合はカビなども生えづらいです。

デメリットは、料金がかかることと場所によって取り出しに時間がかかることです。場所や設備にもよりますが、トランクルームやレンタルボックスは大体月額2000円〜程度はかかります。都市部にあるものは値段が高く、郊外にあるものは値段が安い傾向にあるようです。

トランクルームやレンタルボックスが家から離れた場所にある場合は、車などを利用したり取り出しに時間がかかります。急に出張に行くことになった場合など、スーツケースが急に必要になった時には不便に感じる人もいるでしょう。

また、空調が完備されていないトランクルームやレンタルボックスの場合は自宅で収納するとき同様、湿度に注意する必要があります。
ルーム内に除湿剤を置く、スーツケース内に乾燥剤を入れるなどしましょう。